さや侍
- 出版社/メーカー: よしもとアール・アンド・シー
- 発売日: 2011/11/05
- メディア: DVD
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情けない風情のお侍さん(子連れ)が、いろいろあって捕まり、いろいろあって切腹する....というストーリー。
とくに複雑な設定があるわけでもなく、大どんでん返しがあるでもなく、割とストレートに話が進んでいくので、お正月にダラッとした感じで観るにはいいかもしれない。
ただし、寝る前に観ると悪い夢を見そうだ。
ここのサイトでは、このお侍さんを「芸人・松本人志」のメタファーとして捉えているが....なるほどね。そういう見方もできるかもしれない。ただ、まぁ普通に観ても充分楽しめます。
思うに、「哀しいけど、可笑しい」というのは松本さんの表現テーマの一つだが、この映画ではかなり「哀しい」の方にメーターを振っている。笑えるか笑えないかのギリギリくらいまで。こういうのは(例えば)コントでは表現できないかもしれない。