囲碁NHK杯とピンマイク

久々にNHK杯テレビ囲碁トーナメントをみた。まともに見るのは小学生以来だ。山下敬吾 名人VS趙治勲 二十五世本因坊 で解説が武宮正樹九段という豪華な組み合わせ。

小学生の頃は気が付かなかったが、対局者の胸元にピンマイクがついていた。あれは以前から付けていたんだろうか。何のために付けているんだろうか(感想戦のため?)。いずれにしても、対局している両者がボヤキまくる人なんで、それがそのまま聞こえて面白かった。武宮さんの解説も、手の好悪をズバズバ指摘する人なんで、分かりやすかった。

しかし、趙治勲さんの「常に強気で打てばなんとかなる」的な棋風は素敵だ。口ではボヤキまくりなんですけど。
そして、歳を重ね、ますます外見に頓着がなくなったようで、「アル中のホームレスが慣れない背広を着た」ようにしか見えないところも、素敵だ。